福島県須賀川市にある着物専門店 ｢おしゃれ劇場｣
須賀川市は、西川(山寺町)を中心に、森宿、大町、西ノ内町、岡東町、あおば町、季の郷、向陽町、長沼、朝日田、西袋、妙見、和田、仁井田、小塩江、下宿、大袋町、前田川
近隣の市町村ですと、鏡石町、玉川村、矢吹町、天栄村、郡山市、石川町、白河市、、、
遠方の市町村からは…福島市、二本松市、会津、いわきなど。
県内各地からお越しいただいております。
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こんにちは、おしゃれ劇場の遠藤です！
12月後半…来週にはもうクリスマスなんですよ皆さん…ケーキの準備はどうですか？？？？？私はもうバッチリです(´∀`)
なんなら食べたいケーキがあって予約開始が9月だったのですが…開始日にもう予約しました笑
我が家は必ずホールケーキを食べます←
年々ホールケーキなどの販売も減っているみたいですね…食品ロスもあって無駄が無いようにピースでの販売を多くしているみたいですが…
今年も我が家に1人1ピースという選択はありませんでした笑
ここ何年かはフライドチキンを食べていないので久しぶりに食べたいです←
食べ物ばかりではなくちゃんと本題のクリーニングのお話に移ります笑
皆様は部分的に色が変色してる、または色が剥げてる？みたいな状態のものを見たことありますか？？
この部分こんな色してたんだっけ？？？色が薄いみたいなこと以外とあるあるというか。これは着物に限らずお洋服も…！
白いTシャツとか太陽の光が射すような場所に置きっぱなしにしたりすると黄色く黄ばんでるなんてことたま～にありますよね？？
これ着物、または衣類の「色ヤケ」・「退色」といいます。
原因：紫外線の影響、経年劣化による染色の変色。
以前絹の性質で紹介した時に絹をの断面図のイメージでフィブロインという言葉が出てきました。そのフィブロインには色素を捉える場所「官能基」が沢山有り、染料をよく吸収します。
その反面「官能基」が沢山ある事で汚れもよく吸収してしまうので、汚れると落ちにくいところもあります。その汚れを放置することで変色、また重い症状にまでなると黄変にまでなってしまうという…。
着物を仕立て直しをしたい、寸法を大きく直したい時には洗い張りを行いますので、1度着物を解きます。解いた部分に汚れが溜まっていてそれが時間が経過して変色している場合もあります。
また、紫外線は絹の弱点でもあり、色やけした部分など強度が落ちてしまうので、紫外線あなどるなかれなのです…。
「色ヤケ」の範囲・程度・地色の濃度・色相・柄の有無など様々な要素がかかわりますので、見積もりは困難✕
↑ 上の写真2枚は色ヤケした重ね衿になります。
結構違いがハッキリ分かりますよね。。。
紫、緑、青、ブルーグレーといった色は特に「色ヤケ」「退色」しやすいので要注意！
着用した後のお着物の衿はファンデーションが特に付きやすいので、それを放置などすると退色してしまいます。
お着物を日差しがある場所に収納しておくと畳んだ(折り目)部分なども色ヤケしてしまいます。
こういった場合のお手入れ・加工は完璧に補正するのは難しいです。
ヤケ部分以外の地色に近づけて染料を重ねます。
着用で目立たない程度にするのが目安。
＊特に着用時に見えない部分(下前、帯下)の色ヤケ・退色はあえて直さないのも方法の一つです。
色ヤケなど広範囲で明らかに地色と違う色だと加工も手間がかかりますので、日頃から日差しから避けて…保管しておきましょう。
私も気をつけないと←
タンスに戻すの忘れてた…っとずっと出しっぱなし程恐ろしいものは無いので気をつけましょう笑
今日はここまでで！
色ヤケなどでお困りの際はお気軽にご相談くださいませ！
こちらからどうぞ！
来週はクリスマス！過ぎればもう大晦日…1年が秒で終わるように感じます←
皆様体調に気をつけて今年残り少ないですが楽しく過ごしましょう！
では次回の更新にて('ω')ﾉ