福島県須賀川市にある着物専門店 「おしゃれ劇場」
須賀川市は、西川(山寺町)を中心に、森宿、大町、西ノ内町、岡東町、あおば町、季の郷、向陽町、長沼、朝日田、西袋、妙見、和田、仁井田、小塩江、下宿、大袋町、前田川
近隣の市町村ですと、鏡石町、玉川村、矢吹町、天栄村、郡山市、石川町、白河市、、、
遠方の市町村からは…福島市、二本松市、会津、いわきなど。
県内各地からお越しいただいております。
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こんにちは、おしゃれ劇場の遠藤です。
8月も終わり9月になりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私は見事に喉をやられてしまいました笑 昼間は暑いけれどやっぱり何だかんだ言って夕方も冷えるようになってきて少し肌寒くなってきましたね。
寒暖差が余計激しく感じるし服装も調整が難しいですよね。半袖を着たら良いんやら長袖着たら良いんやら。
季節の変わり目で体調管理が大変かもしれないですか、秋の美味しい食べ物を食べたりなどして健康的に過ごしてください笑
私はもうサツマイモやカボチャのお菓子に目がなくて大変です。
皆さんも秋を楽しみましょう(全然締まらない)
では本題へ移りたいと思います。(前置きが長い)
8月の後半にちらっと告知はしたのですが、先月いつもお世話になっているきものブレインさんでクリニックの研修を受けさせて頂きまして。
お着物のお手入れについて学ばせて頂きました。基本からじっくり教えてくださって実技なども体験させて頂きました。お手入れはどのように行われているのかも実際に工場で見学して見ることが出来ました。それも今後ブログの中でご紹介出来ればと思います。
今回は絹の性質についてご紹介します
絹は蚕の繭から取れた動物繊維になります。
そしてタンパク質繊維でもありますね!
絹の断面図のイメージ簡単にですがイラスト描きました。
セリシン…アルカリにとけやすい
フィブロイン…アルカリにとけにくい
ちなみにセリシンは2つのフィブロインを繋ぎ止める糊の役割を果たしております
絹の良いとこポイント
・光沢…
・吸水、保湿性が高い
・染色性が良い…フィブロインには色素をキャッチする場所(官能基)
・紫外線の吸収
・肌触りが良い
・引っ張りに強い
ウィークポイント
・黄変しやすい
・湿った時の摩擦に弱い…水分を吸いやすいため、膨潤しやすく湿ったところに摩擦が起こるとフィブリルが剥がれる
・紫外線で強度が落ちる…紫外線を吸収しやすいが、絹自体タンパク質繊維なのでゴムと同じように変色し、強度が落ちる
代表的な性質はこんな感じです。
この性質を見るとなんとなくお手入れの内容に関連づけられますよね。
この性質だからこれが起こるのか!とか。
性質を知ることでどういったお手入れが必要なのかもなんとなく分かってくるかも…?
縮みだったり日焼けだったりスレだったり…。少しでも性質を理解しておくことで扱い方の意識もなんとなく変わる気がしますよね~!
教えて頂いたこともそうですがそれを活かせるようまたお勉強します!
今回は簡単にですが絹の性質についてまとめさせて頂きました!
性質を知ってより扱い方に気をつけるというか意識するというか…。
私自身の意識も変わります(特に)
しばらくはきものブレインさんで学んだお手入れについて紹介していきたいと思いますので、暖かい目て見守って頂けると嬉しいです。ちょくちょく感想なども混じってくるかも?
次回も引き続き研修で学んだことをアップしますので、
お楽しみに~!
また次の更新で!